トップ
>
論功行賞
>
ろんこうこうしょう
ふりがな文庫
“
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)” の例文
すでに、朝廷ではあまねく、こんどの革命に軍功のあった宮方将士に
報
(
むく
)
う「
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
」の調査機関が開始されているとも彼は聞いている。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「無論、十分の
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
をしなければならぬ。
差当
(
さしあた
)
ってわたしの名で感謝の意を表しておいて下さい。そういう通報をしておいて下さい。ところで、今夜の君の話はそれだけかね」
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
わたしは
衾
(
よぎ
)
をかぶって
蚊帳
(
かや
)
の中に小さくなっていると、
暫
(
しばらく
)
くしてパチパチの音も
止
(
や
)
んだ。これは
近衛
(
このえ
)
兵の一部が西南
役
(
えき
)
の
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
に不平を
懐
(
いだ
)
いて、突然暴挙を企てたものと後に判った。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
京へ
凱旋
(
がいせん
)
してのち、七
本
(
ほん
)
槍
(
やり
)
の
連中
(
れんちゅう
)
をはじめ
諸将
(
しょしょう
)
の下のものへまで、すべて、
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
をやったかれにはまた、
朝廷
(
ちょうてい
)
から、
従
(
じゅ
)
四
位
(
い
)
下
(
げ
)
参議
(
さんぎ
)
に
補
(
ほ
)
せらるという、
位官
(
いかん
)
のお
沙汰
(
さた
)
がくだる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大戦が終って、天下の事は徳川家に帰すと、宗矩もまた
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
にあずかった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
論
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
功
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画