“論功行賞”の読み方と例文
読み方割合
ろんこうこうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに、朝廷ではあまねく、こんどの革命に軍功のあった宮方将士にむくう「論功行賞ろんこうこうしょう」の調査機関が開始されているとも彼は聞いている。
「無論、十分の論功行賞ろんこうこうしょうをしなければならぬ。差当さしあたってわたしの名で感謝の意を表しておいて下さい。そういう通報をしておいて下さい。ところで、今夜の君の話はそれだけかね」
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
わたしはよぎをかぶって蚊帳かやの中に小さくなっていると、しばらくくしてパチパチの音もんだ。これは近衛このえ兵の一部が西南えき論功行賞ろんこうこうしょうに不平をいだいて、突然暴挙を企てたものと後に判った。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)