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裸虫
ふりがな文庫
“裸虫”の読み方と例文
読み方
割合
はだかむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだかむし
(逆引き)
甘ったるい恰好の
裸虫
(
はだかむし
)
連中が上になり下になりウジャウジャとのたくりまわっているんですからトテモ人間たあ思えませんよ。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
最初
(
さいしょ
)
は、それは、おじいさんの
目
(
め
)
を
喜
(
よろこ
)
ばしましたのですけれど、ちょうがたくさんの
卵
(
たまご
)
を
産
(
う
)
んでいって、あとから、
青
(
あお
)
い
裸虫
(
はだかむし
)
が
無数
(
むすう
)
に
孵化
(
ふか
)
して、
柔
(
やわ
)
らかな
芽
(
め
)
や、
葉
(
は
)
を
食
(
た
)
べることを
知
(
し
)
りますと
花と人間の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雪は
止
(
や
)
んだ。
裸虫
(
はだかむし
)
の
甲羅
(
こうら
)
を干すという
日和
(
ひより
)
も日曜ではないので、男湯には
唯
(
ただ
)
一人
生花
(
いけばな
)
の師匠とでもいうような
白髭
(
しらひげ
)
の隠居が帯を解いているばかり。番台の上にはいつも見る
婆
(
ばばあ
)
も小娘もいない。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
裸虫(はだかむし)の例文をもっと
(5作品)
見る
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“裸”で始まる語句
裸体
裸
裸足
裸身
裸體
裸形
裸蝋燭
裸馬
裸火
裸木
“裸虫”のふりがなが多い著者
中里介山
永井荷風
夢野久作
小川未明