“裸足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はだし98.8%
らそく1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はちあがって中敷ちゅうじきの障子を体の出られるぐらいに開け、そこからそっと庭へおりて、裸足はだしのままで冷びえした赭土あかつちを踏んで往った。
岐阜提灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
大海浜だいかいはま宿院浜しゆくゐんはま熊野浜くまのはまなどと組々の名の書いた団扇うちはを持つて、後鉢巻うしろはちまきをした地車だんじり曳きの子供等が、幾十人となく裸足はだしで道を通ります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)