“蟲干”の読み方と例文
新字:虫干
読み方割合
むしぼし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富豪(ものもち)の家(いへ)では蟲干(むしぼし)で、大(おほ)きな邸宅(やしき)はどの部屋(へや)も一ぱい、それが庭(には)まであふれだして緑(みどり)の木木(きゞ)の間(あひだ)には色樣々(いろさま/″\)の高價(かうか)なきもの が匂(にほ)ひかがやいてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
其夏の事なりし師匠(ししやう)感應院の供(とも)して和歌山の城下なる藥種屋市右衞門(やくしゆやいちゑもん)方へ參りけるに感應院は奧(おく)にて祈祷の内寶澤は店(みせ)に來り番頭(ばんとう)若者も皆(みな)心安(こゝろやす)ければ種々(さま/″\)の咄(はなし)などして居たり然(しか)るに此日は藥種屋にて土藏の蟲干(むしぼし)なりければ寶澤も藏(くら)の二階(にかい)へ上りて見物せしが遂(つひ)に見も慣(なれ)ざる品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)