處爲しよい)” の例文
新字:処為
空蝉うつせみなかすてヽおもへば黒染すみぞめそでいろかへるまでもなく、はなもなし紅葉もみぢもなし、たけにあまる黒髮くろかみきりはらへばとてれは菩提心ぼだいしん人前ひとまへづくりの後家ごけさまが處爲しよいぞかし
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かれるをやがり、あやされヽばくとおなじく、何故なぜ其人そのひとはずりとて格別かくべつあだをしてこまらせんなどヽねんりしくさでもなく、まこと世間せけんずのわがまヽからおこりし處爲しよいなれば
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)