“薬剤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくざい75.0%
くすり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジョリクールはこれできっとなおると思った。刺絡しらくをすませて、医者はいろいろと薬剤やくざいにそえて注意をあたえた。わたしはもちろんとこの中にはいってはいなかった。
プーンと、きつい薬剤やくざいの匂いが流れて来た。夫の実験室は、もうすぐ其所そこだ。
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
瓶の口も其の儘なら中の薬剤くすりも其のままである。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)