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薄雲
読み方 | 割合 |
うすぐも | 88.2% |
うすぐもり | 5.9% |
はくうん | 5.9% |
扨て、
芬と
薫りの
高い
抽斗から、
高尾、
薄雲と
云ふ
一粒選の
處を
出して、ずらりと
並べて
見せると、
件の
少年鷹揚に
視て
居たが
一人は
緋の
袴を
穿いた官女の、目の黒い、耳の
尖がった
凄じき女房の、
薄雲の月に袖を重ねて、木戸口に
佇んだ姿を見たし、一人は朱の
面した大猿にして、尾の九ツに裂けた姿に見た
“薄雲”の意味
《名詞》
薄雲(はくうん / うすぐも)
薄い雲。淡雲。
(うすぐも)沈香の一種。香りは薄く軽い。
(うすぐも)『源氏物語』の巻名(第19帖)。主要人物である藤壺(ふじつぼ)の死が綴られている。
(出典:Wiktionary)