“葦叢”の読み方と例文
読み方割合
あしむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可憐(かれん)な少女百合江でありましたから、すばやく右門は杉弥を伴ってそこの葦叢(あしむら)に身を潜めると、命ずるごとくにいいました。
葦叢(あしむら)をのぞき込むようにして膝行(いざり)出た禰宜様宮田の目には、フト遠い、ズーッと遙かな水の上に、何だか奇妙なものがあがいているのが写った。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
探検隊を乗せた二隻(せき)のカヌーは、隠された細流の入口に達する。浅黄色(あさぎいろ)の葦(あし)が一面に生い茂った葦叢(あしむら)の中を、数百碼(ヤード)ばかり無理にカヌーを押して行くと、突如として、静かな浅い流れに出る。