“若返”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わかがえ50.0%
わかげえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在げんざいはは様子ようすは、臨終りんじゅうとき様子ようすとはびっくりするほどかわってしまい、かおもすっかりほがらかになり、年齢としもたしかに十歳とおばかり若返わかがえってりました。
彼女のなまぐさい体臭や、胸をくような官能的色彩に富んだ衣裳や、その下にムックリ盛りあがった肢態したいなどは、日常吾人ごじんあじわうべき最も至廉しれんにして合理的なる若返わかがえり法である
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「どうだか、怪しいもんだぜ。お駒太夫が男ぎらいになったら、おいらは今一度、廿歳代はたちでえ若返わかげえるだろう」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それに、自分でも山羊みてえにあの山のてっぺんへも行けるんだ。うむ、己だって若返わかげえって来る。自分の木の脚を忘れちまいそうだよ。若くって、足指が十本揃ってるってこたぁ、楽しいことさ。