“舞扇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいおうぎ41.7%
まひあふぎ41.7%
まいおおぎ8.3%
まひあほぎ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「三河屋へ行って聴いて来ましたが、お三輪は宵のうちに、あの踊屋台に舞扇まいおうぎを忘れたんだそうで、それを取りに行ったそうですよ」
「三河屋へ行つて聽いて來ましたが、お三輪は宵のうちに、あの踊屋臺に舞扇まひあふぎを忘れたんださうで、それを取りに行つたさうですよ」
一双いっそう屏風びょうぶの絵は、むら消えの雪の小松に丹頂たんちょうの鶴、雛鶴ひなづる。一つは曲水きょくすい群青ぐんじょうに桃のさかずき絵雪洞えぼんぼり、桃のようなともす。……ちょっと風情ふぜい舞扇まいおおぎ
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)