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羽先
ふりがな文庫
“羽先”の読み方と例文
読み方
割合
はさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はさき
(逆引き)
「しかし、こんなに、
尾
(
お
)
が
短
(
みじか
)
くては、よく
飛
(
と
)
べないだろう。それに、
狭
(
せま
)
いかごの
中
(
なか
)
に、はいっていたので、
羽先
(
はさき
)
がすれているから。」
自由
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
余
(
あま
)
りの
労働
(
はたらき
)
、
羽
(
はね
)
の
間
(
あひだ
)
に
垂々
(
たら/\
)
と、
汗
(
あせ
)
か、
潵
(
しぶき
)
か、
羽先
(
はさき
)
を
伝
(
つた
)
つて、
水
(
みづ
)
へぽた/\と
落
(
お
)
ちるのが、
血
(
ち
)
の
如
(
ごと
)
く
色
(
いろ
)
づいて
真赤
(
まつか
)
に
溢
(
あふ
)
れる。……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
背中の羽根を
逆
(
さかさ
)
に
撫
(
な
)
でたら、手の平に
羽先
(
はさき
)
がこたへさうである。かう云ふ重々しい全体の感じは、近代の画にないばかりではない。大陸の風土に根を
下
(
おろ
)
した、隣邦の画にのみ見られるものである。
支那の画
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
羽先(はさき)の例文をもっと
(3作品)
見る
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“羽”で始まる語句
羽
羽織
羽搏
羽二重
羽目
羽根
羽音
羽子
羽衣
羽毛
“羽先”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
芥川竜之介
小川未明