“羽衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はごろも94.6%
うい2.7%
ハゴロモ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天人が羽衣はごろもの箱や薬の壺を持ってくる。一人の天人が、地上の食を取って心地悪いであろう、壺の中の不死の薬を召せ、とすすめる。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
なか/\にときのはやりにまぬ服裝ふくさうの、かへつて鶯帶あうたい蝉羅せんらにして、霓裳げいしやう羽衣うい風情ふぜいをなせる、そこの農家のうか姉娘あねむすめの、さと伯母前をばぜふなりしを。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
伊豆相模ノ境目サカヒメニアル城ナドニモ、何カト訊ネタダシ給ヒ、由井ユヰ磯浪イソナミソデヌレテ、ココニ興津オキツノ白浪ヤ、田子ノ浦浜、三保ヶ崎、三保ノ松原羽衣ハゴロモノ名所名所ニ御心ヲツケラレ、江尻ノ南、久能クノウノ城
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)