“羽交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はが43.8%
はがい37.5%
はがひ18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もうよせよ、あにい」金太がうしろから、栄二を羽交はがい絞めにして引きはなした、「頼むからよしてくんな、おめえ小頭を殺しちまうぜ」
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
血死期のように叫ぶと、同じ鎖に繋がれている、二十四、五のだぶだぶのルパシュカを着た男を、とつぜん、後から羽交はがい締めにして
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
かたなゝめにまへおとすと、そでうへへ、かひなすべつた、……つきげたるダリヤの大輪おほりん白々しろ/″\と、れながらたはむれかゝる、羽交はがひしたを、かるけ、すゞしいを、じつはせて
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)