“織(を)” の例文
衣服の原料 石器時代の土器の中には表面に織(を)り物(もの)を押(お)し付けたる痕(あと)有るものあり。織り物には精粗(せいそ)の別あれど最も精巧(せいこう)なるは五分四方に、たて、ぬき共に十八あり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
母娘(おやこ)は顏(かほ)をみあはせましたが、寂(さび)しさうにその何方(どちら)からも何(なん)とも言(ゆ)はず、そして※ (かな/\)のうしろ姿(すがた)がすつかり見(み)えなくなると、またせつせと側目(わきめ)もふらずに織(を)り出(だ)しました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
蟲(むし)の中(なか)でもばつたは賢(かしこ)い蟲(むし)でした。この頃(ごろ)は、日(ひ)がな一日(にち)月(つき)のよい晩(ばん)などは、その月(つき)や星(ほし)のひかりをたよりに夜露(よつゆ)のとつぷりをりる夜闌(よふけ)まで、母娘(おやこ)でせつせと機(はた)を織(を)つてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
「ギーイコ、バツタリ」と織(を)つてをりますが、性急(せつかち)な娘(むすめ)つ子(こ)は
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)