“紫雲英”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんげ60.0%
れんげそう15.0%
れんげ15.0%
クローバー5.0%
ハナコ5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろず屋の店と、生垣との間、みちをあまして、あとすべていまだ耕さざる水田みずた一面、水草を敷く。紫雲英げんげの花あちこち、菜の花こぼれ咲く。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
落葉木らくようぼくは若葉から漸次青葉になり、すぎまつかしなどの常緑木が古葉をおとし落して最後の衣更ころもがえをする。田は紫雲英れんげそうの花ざかり。林には金蘭銀蘭の花が咲く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
私の死ぬまでに、それがどこかの紫雲英れんげの原に、ささやかな一宇の愛の御堂となれば、私は、その原の白骨となって御守護いたします。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
口笛を吹きながら校門へ急ぐ姿……球を空高らかに響かせながらラケットをふるう友達たち……水泳衣みずぎを着てプールへ出掛ける友達たち、ついそこの紫雲英クローバーの上に
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)