“れんげそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蓮華草70.6%
紫雲英23.5%
紫雲英草5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森の中には荒れはてたやしろがあったり、林のかどからは富士がよく見えたり、田に蓮華草れんげそうが敷いたようにみごとに咲いていたりした。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
勿論もちろん、根を抜かれた、肥料こやしになる、青々あおあおこなを吹いたそら豆の芽生めばえまじって、紫雲英れんげそうもちらほら見えたけれども。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今日では、田の草どころでなく、わざと紫雲英草れんげそうを種子蒔き前の田に植えて、空中窒素を地中に吸い取らせて土地を肥沃こやします。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)