“管々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くだくだ87.0%
くだ/\8.7%
くだ/″\4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後津村がこれらの文書を手がかりとして母の生家をきとめるに至った過程については、あまり管々くだくだしく書くまでもなかろう。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
然し支倉の訊問も随分長引いたから、今更こんな管々くだ/\しい取調べを繰返すのは止める事としよう。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
神變しんぺん不思議ふしぎなる自動鐵車じどうてつしや構造こうぞうは、今更いまさら管々くだ/″\しく述立のべたてる必要ひつえうもあるまい、森林しんりんときは、旋廻圓鋸機せんくわいえんきよきと、自動鉞じどうまさかりとの作用さようで、みち切開きりひらき、やまのぼるには、六個ろくこ齒輪車しりんしや揚上機やうじやうき遞進機ていしんきはたらき