“窓向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まどむか33.3%
まどむかう33.3%
まどむこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろさうしてパイおとたかいのをよろこぶらしい、だからこそ、そのとき紫檀したんかためんち、またそのうへでひつきりなしにかち麻雀牌マアジヤンパイおと窓向まどむかうながらそれほどさはやかにもきこ
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
もとよりどんなふうあそぶのかもらなかつたのだが、さてその窓向まどむかうから時折ときをり談笑だんせうこゑまじつてチヤラチヤラチヤラチヤラきこえてくる麻雀牌マアジヤンパイおと
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
窓向まどむこうの壁がかぶりつきたいほどうまそうな狐色きつねいろに見えた。彼女は笑った。横隔膜おうかくまくを両手でおさえて笑った。腹が減り過ぎてかえっておかしくなる時が誰にでもあるものだ。
売春婦リゼット (新字新仮名) / 岡本かの子(著)