突掛つゝかゝ)” の例文
自棄やけ突立つゝたつて、胴體どうたいドタンと投出なげだすばかり、四枚よまい兩方りやうはうひきずりけた、ひぢかけまどへ、ねるやうに突掛つゝかゝつて
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
主人あるじも、容體ようだいわる病人びやうにんで、うはずつて突掛つゝかゝるやうにまをしたさうです。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
苛々いら/\するから、此方こつちはふてくされで突掛つゝかゝる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)