祝福しゅくふく)” の例文
「あはははは、なるほど、まだ前祝まえいわいは少し早いな、では後祝あといわいにいたして、じぶんがご一同にかわり、まずさいさきを祝福しゅくふくしておく」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
カビ博士は、僕にきせた潜航服をもう一度めんみつに点検して、異常のないのをたしかめた後、僕に門出かどで祝福しゅくふくをのべてくれた。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それどころか、かれらが人間から軽侮される生活そのものが、実は人間にとって意外な祝福しゅくふくをもたらす所以ゆえんになるのである。
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そのエスさまは、どうかというと、みんなのまんなかで、両手りょうてをさしのべながら、子どもたちを祝福しゅくふくしたり、つみくおかあさんたちを祝福したりしていらっしゃる。
『この格子こうしうちより君等きみら祝福しゅくふくせん、正義せいぎ万歳ばんざい! 正義せいぎ万歳ばんざい!』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
かれの健在けんざい祝福しゅくふくしあうと、人々はすぐに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)