“前祝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まえいわ50.0%
まえいわい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あはははは、なるほど、まだ前祝まえいわいは少し早いな、では後祝あといわいにいたして、じぶんがご一同にかわり、まずさいさきを祝福しゅくふくしておく」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「よしよし。それじゃ、今夜から監視をはじめるのだろうが、君たち、飯はまだだろ。それじゃ、前祝まえいわいに夕飯を御馳走しよう」
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「お見やげでござります。前祝まえいわいかどの酒屋で買うて来ました。一つ飲んで下さい」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ほほう、わが飛行島戦隊は、日本攻略戦の花形俳優にあたるのかね。ああそれはすばらしい幸運をひきあてたものだ。さあ、それならここで一つ、景気よく前祝まえいわいとして乾杯しょうじゃないか」
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)