“まえいわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
前祝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あはははは、なるほど、まだ前祝まえいわいは少し早いな、では後祝あといわいにいたして、じぶんがご一同にかわり、まずさいさきを祝福しゅくふくしておく」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「よしよし。それじゃ、今夜から監視をはじめるのだろうが、君たち、飯はまだだろ。それじゃ、前祝まえいわいに夕飯を御馳走しよう」
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
慰労にも前祝まえいわいにも、常の通りの膳立ぜんだてでは、とても引きしまった晴れの感じにはなり切れなかったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)