“正義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいぎ75.0%
まさよし12.5%
ただし6.3%
ただしく6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくすると、それが、みんな人間にんげんになってえるのでした。寂然じゃくぜんとして、ものこそいわないが、永遠えいえん真実しんじつ正義せいぎとをもとめている。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
誰も自らその難局に当ろうというものが無くて、到頭とうとう病気の松方まつかた正義まさよし〕侯〔爵〕に大任を持って行った。到頭一週間の時日を費やした。
◯しかして彼が霊より聞きしことばの主意は「人いかで神より正義ただしからんや、人いかでその造主つくりぬしより潔からんや、……これは(人は)朝より夕までの間に亡び、かえりみる者もなくして永く失逝うせさる」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
彼は正義ただしくして救拯すくいを賜わり、柔和にして驢馬に乗る、すなわち牝驢馬の子なる駒に乗るなり。