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石
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イソ
ふりがな文庫
“
石
(
イソ
)” の例文
物部氏が、本流は亡びたが、
石
(
イソ
)
ノ
上
(
カミ
)
氏が栄えてゐて、大嘗祭の時に、大切な御門の固めをした。門の処に、楯と矛とを樹てゝ、外敵を差し止める事をした。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
石
(
イソ
)
ノ
上布留
(
カミフル
)
の命は、
嫋女
(
タワヤメ
)
の
惑
(
マド
)
ひによりて、馬じもの縄とりつけ、
鹿
(
シヽ
)
じもの弓矢
囲
(
カク
)
みて、大君の命畏み、天
離
(
サカ
)
る
鄙辺
(
ヒナベ
)
に
退
(
マカ
)
る。ふるごろも
真土
(
マツチ
)
の山ゆ帰り来ぬかも(万葉集巻六)
相聞の発達
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ものゝべの文学に関与してゐる側から云ふと、物部氏の複姓なる
石
(
イソ
)
ノ
上
(
カミ
)
に附属した呪術は、古代に於ける各種の鎮魂法のうち、最重く見られる筈の長い伝統と、名高い本縁とを持つてゐたのだ。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
石上乙麻呂の事件なども、逆に或は叙事詩から出て「
石
(
イソ
)
ノ
上布留
(
カミフル
)
の命」
相聞の発達
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此が、猿女鎮魂以外に、
石
(
イソ
)
ノ
上
(
カミ
)
の鎮魂がある所以である。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
「
石
(
イソ
)
ノ
上
(
カミ
)
ふるき」
日本文章の発想法の起り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“石”の意味
《名詞》
(いし) 岩石や鉱物の塊。岩より小さく、砂より大きい。
(いし) 語義1に限らず岩石や鉱物一般。
(出典:Wiktionary)
“石”の解説
石(いし)は、岩(いわ)より小さく、砂(すな)よりも大きい、鉱物質のかたまり。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“石”を含む語句
石鹸
金剛石
石階
宝石
大理石
大石
燧石
石橋
石造
甃石
石油
鉱石
石塊
磐石
花崗石
石碑
菊石
墓石
石城
礎石
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