“石竹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきちく91.2%
なでしこ5.9%
ピンク2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅き石竹せきちくや紫の桔梗ききょう一荷いっかかたげて売に来る、花売はなうりおやじの笠ののき旭日あさひの光かがやきて、乾きもあえぬ花の露あざやかに見らるるも嬉し。
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「秋さらば見つつしのべと妹が植ゑし屋前やど石竹なでしこ咲きにけるかも」(巻三・四六四)と作っているが、共に少し当然過ぎて、感に至り得ないところがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
水そばの苹果緑アツプルグリン石竹ピンク
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)