“ピンク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桃色27.3%
精華9.1%
9.1%
淡紅9.1%
淡紅色9.1%
石竹9.1%
石竹色9.1%
軍票弗9.1%
輝紅9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕許には桃色ピンクのシェエドを被うたスタンド・ランプが仄かな灯を放ち、薄汚ない壁には、わたしゃあなたにホーレン草、どうぞ嫁菜になり蒲公英たんぽぽ
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
マーキュ はて、禮法れいはふにかけては一だい精華ピンクともあがめられてゐる乃公おれぢゃ。
ロミオ 精華ピンクとは名譽めいよ異名いみゃうか?
ロミオ では、わし舞踏靴ぶたふぐつ名譽めいよなものぢゃ、此通このとほピンクだらけぢゃによって。
時には、極光オーロラのように開口いっぱいに噴出し、はじめは淡紅ピンク、やがて青紫色に終るこの世ならぬ諧調が、キラキラ氷河をわたる大絶景を呈するのだ。しかし、このパミールに絶対に火山はない。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
水そばの苹果緑アツプルグリン石竹ピンク
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
かう云ふ場所の十二時前はまだ宵であるから客は少ないが、石竹色ピンクの薄絹から腕を長く出した踊子の露西亜娘が二十人程、五色の光の中に娘同志で踊つてゐる。
軍票弗ピンクで買うと、五割の利子がついて、本国弗グリーンになって返ってくるというところが魅力なんで、大勢のなかには、五年がかりで貯めこんだ更生資金を、そっくりつぎこんだ、なんてのもいるんです
あなたも私も (新字新仮名) / 久生十蘭(著)