“直々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じきじき85.0%
じき/\7.5%
ぢき/\6.3%
ぢき/″\1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奉じ、城主山路殿に直々じきじき会い申さんために、これまで参った。——山路弾正殿に、御意ぎょい得とうぞんずる。山路殿はそれにおさぬや!
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
えゝ引続きの依田政談で依田豊前守御勤役中には少しおむずヶしい事があると吟味与力に任して置かず直々じき/\の御裁断がありまして
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「恐れ入りますが、ちよつとお孃樣にお目に掛つて、直々ぢき/\その時の樣子を伺ひたいと存じますが——」
底ありふたありで親もとがめず、をつとも咎めぬものをアカの他人たにんとがめても、ハイ、しませうと出るはずのない事だがぼくとても内職ないしよくそのものを直々ぢき/″\不可わるいといふのではない
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)