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目腐
ふりがな文庫
“目腐”の読み方と例文
読み方
割合
めくさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めくさ
(逆引き)
「な、何を吐かしゃアがる。
憚
(
はばか
)
りながら、五両やそこらの
目腐
(
めくさ
)
れ金を取ったって取られたって、それでお天気の変る男じゃねえんだ」
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其船の船頭は
目腐
(
めくさ
)
れの中年の男で、今一人の若い方の船頭は頻りに荷物を運んで居た。髪を束ねた
上
(
かみ
)
さんは
苫
(
とま
)
やら
帆布
(
ほ
)
やらをせつせと片付けて居た。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
吾
(
ワ
)
だケエに十年も
後家
(
ごけ
)
立デデせ、
他
(
ホガ
)
の
家
(
エ
)
ガら
童
(
ワラシ
)
貰
(
もら
)
て
藁
(
わら
)
の上ララ
育
(
そだ
)
デデ見デも、
羸弱
(
キヤな
)
くてアンツクタラ病氣ネ
罹
(
トヅガ
)
れデ死なれデ見れば、
派立
(
ハダヂ
)
の
目腐
(
めくさ
)
れ
阿母
(
アバ
)
だケヤエに
八十歳
(
ハチヂウ
)
の
身空
(
みそら
)
コイデ
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
目腐(めくさ)の例文をもっと
(6作品)
見る
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
腐
常用漢字
中学
部首:⾁
14画
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