申込まをしこ)” の例文
さて我楽多文庫がらくたぶんこの名がやうや書生間しよせいかんに知れわたつて来たので、四方しはうから入会を申込まをしこむ、社運隆盛といふことば石橋いしばし口癖くちぐせのやうに言つてよろこんでたのは此頃このころでした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
むをず、一松林まつばやしかた退却たいきやくしたが、如何どうりたくてえられぬ。それで玄子げんしとは松林まつばやしち、望生ぼうせいにんつて『いくらかすから、らしてれ』と申込まをしこましたのである。
B あゝ、をんながだよ。をんな結婚けつこん申込まをしこんだつてなに不思議ふしぎことはあるまい。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
B それで其女そのをんなはね。或時あるとき或男あるをとこ結婚けつこん申込まをしこんだ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)