牛酪麺麭バターぱん)” の例文
不憫ふびんにも帽子屋ばうしやは、茶腕ちやわん牛酪麺麭バターぱんとをおとしてしまひ、片膝かたひざついて、『おたすくださいませ、陛下へいかよ』とはじめました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
』と帽子屋ばうしやつゞけて、『わたしはもッと牛酪麺麭バターぱんりました——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『おたすくださいませ、陛下へいかよ』と帽子屋ばうしやふるごゑで、『——おちやんではませんでした——もうほとんど一週間しうかん以上いじやうみません——オヤ、牛酪麺麭バターぱん莫迦ばかうすくなつた——一寸ちよつとに——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)