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熱鬧
ふりがな文庫
“熱鬧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねっとう
92.3%
ねつたう
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねっとう
(逆引き)
熱鬧
(
ねっとう
)
を
極
(
きわ
)
めたりし露店はことごとく形を
斂
(
おさ
)
めて、ただここかしこに見世物小屋の板囲いを
洩
(
も
)
るる
燈火
(
ともしび
)
は、かすかに宵のほどの
名残
(
なごり
)
を
留
(
とど
)
めつ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて、
竹伐
(
たけきり
)
の行事も終り、白い
夕星
(
ゆうずつ
)
に、昼間の
熱鬧
(
ねっとう
)
もやや冷えてくると、山は無遍の闇の中に、真っ赤な
大篝
(
おおかがり
)
の焔をたくさんに揚げはじめた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熱鬧(ねっとう)の例文をもっと
(12作品)
見る
ねつたう
(逆引き)
羅馬は拿破里の
熱鬧
(
ねつたう
)
に似ず。コルソオの大路は長しと雖、繁華なるトレドの街と異なり。車の窓より道行く人を覗ふに、むかし見し人も少からず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
風琴、「オルガノ」の響喧しく、女子のこれに和して歌ふあり。兵士、
希臘
(
ギリシア
)
人、
土耳格
(
トルコ
)
人、あらゆる
外國人
(
とつくにびと
)
の打ち
雜
(
まじ
)
りて、且叫び且走る、その
熱鬧
(
ねつたう
)
雜沓
(
ざつたふ
)
の
状
(
さま
)
、げに南國中の南國は是なるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
熱鬧(ねつたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“熱鬧”の意味
《名詞》
熱鬧(ねっとう、ねつどう)
混雑して騒がしいこと。
(出典:Wiktionary)
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
鬧
漢検1級
部首:⾾
15画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱病
熱気
熱灰
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