“土耳格”の読み方と例文
読み方割合
トルコ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯だ骨喜店カツフエエの前には、幾個の希臘人、土耳格トルコ人などの彩衣を纏ひて、口に長き烟管きせるふくみ、默坐したるあるのみ。
友は我を慰めて云ふやう。彼夫人の期せずして我等と物言ひしは、或は他日我等に利あらんも知るべからず。斯く言へば土耳格トルコ人めきたれど、われは運命論者なり。
風琴、「オルガノ」の響喧しく、女子のこれに和して歌ふあり。兵士、希臘ギリシア人、土耳格トルコ人、あらゆる外國人とつくにびとの打ちまじりて、且叫び且走る、その熱鬧ねつたう雜沓ざつたふさま、げに南國中の南國は是なるべし。