“海辺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うみべ83.1%
かいへん15.3%
うみばた1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曇(くも)った日(ひ)のことです。太郎(たろう)は海辺(うみべ)にゆきますと、ちょうど波打(なみう)ちぎわのところに、一羽(わ)のやや大(おお)きな鳥(とり)が落(お)ちて、もだえていました。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
かくて海辺(かいへん)にとどまること一月(ひとつき)、一月の間に言葉かわすほどの人識(し)りしは片手にて数うるにも足らず。その重(おも)なる一人は宿の主人(あるじ)なり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ああ今の東京(とうけい)、昔の武蔵野(むさしの)。今は錐(きり)も立てられぬほどの賑(にぎ)わしさ、昔は関も立てられぬほどの広さ。今仲(なか)の町(ちょう)で遊客(うかれお)に睨(にら)みつけられる烏(からす)も昔は海辺(うみばた)四五町の漁師町でわずかに活計(くらし)を立てていた。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)