“正雄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさお80.0%
まさを20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後(あと)でも、おそらくボンはほえたかしれません。けれど正雄(まさお)はよく眠(ねむ)ってしまいましたから、なにごとも知(し)らなかったのであります。
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「正雄(まさお)や、もうこれからけっして、こんなものをおもらいでないよ。そして、さっそく明日(あした)、この品物(しなもの)をその子供(こども)にお返(かえ)しなさいよ。」
海の少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
つとめある身(み)なれば正雄(まさを)は日毎(ひごと)に訪(と)ふ事(こと)もならで、三日(みつか)おき、二日(ふつか)おきの夜(よ)な/\車(くるま)を柳(やなぎ)のもとに乘(の)りすてぬ、雪子(ゆきこ)は喜(よろこ)んで迎(むか)へる時(とき)あり、泣(な)いて辭(じ)す時(とき)あり
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
稚兒(をさなご)のやうになりて正雄(まさを)の膝(ひざ)を枕(まくら)にして寐(ね)る時(とき)あり、誰(た)が給仕(きふじ)にても箸(はし)をば取(と)らずと我儘(わがまゝ)をいへれど、正雄(まさを)に叱(しか)られて同(おな)じ膳(ぜん)の上(うへ)に粥(かゆ)の湯(ゆ)をすゝる事(こと)もあり、癒(なほ)つて呉(く)れるか。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)