“暉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひかり20.0%
みひかり20.0%
かがや10.0%
かがやき10.0%
かゞやき10.0%
10.0%
10.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日浮びてひかりを重ね、雲散りてかすまず。えだを連ね穗をはすしるしふみひとしるすことを絶たず、とぶひを列ね、をさを重ぬるみつきみくらに空しき月無し。名は文命よりも高く、徳は天乙にまされりと謂ひつべし。
みひかりや、かつかさね、代々よよしましぬ。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朦朧もうろうと月光にかがやかされながら一人の男が現れ出た。頭巾をいただ十徳じっとくを着た、放心したような男であった。その男は静々と——獲物を狙う悪獣のように、光明優婆塞へ近寄った。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かの正しきを養ひ、かがやきを重ね、めぐみを積む。皇祖皇宗はこの徳におはし、神ながら道に蒼古さうこに、あやに畏き高千穗の聖火は今に燃えいで盡くるを知らぬ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
たれたる形状かたち蝋燭らふそくのながれたるやうなれど、里地さとちのつらゝとたがひて屈曲くつきよく種々しゆ/″\のかたちをなして水晶すゐしやうにてたくみに作りなしたるがごとく、玲瓏れいろうとして透徹すきとをれるがあさひかゞやきたるはものにたぐふべきなしと
燕の師勇躍して進み、の軍を敗る。景隆の兵動く。燕王左右軍を放って夾撃きょうげきし、遂にしきりに其七営を破って景隆の営にせまる。張玉も陣をつらねて進むや、城中もまた兵を出して、内外こもごも攻む。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
月毛の馬は にむかひ
短歌集 日まはり (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
時にはけたりする
星より来れる者 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)