“晋景”の読み方と例文
読み方割合
しんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
之に遇えば物に害あり。ゆえ大厲だいれい門に入りて晋景しんけい歿ぼっし、妖豕ようしいて斉襄せいじょうす。くだようをなし、さいおこせつをなす。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
れ幽明の異趣、すなわ詭怪きかいの多端、之に遇えば人に利あらず、之に遭えば物に害あり。故に大厲だいれい門に入りて晋景しんけい歿ぼっし、妖豕ようしに啼いて斉襄せいじょうす。禍を降し妖をなし、さいを興しせつをなす。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
大易たいえきには鬼を一車に載すということを言い、小雅には鬼となしよくとなすという文句がある、また左伝には晋景しんけいの夢や伯有はくゆうのことを書いてある、これは皆物があるからじゃ、その方は何者なれば
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)