トップ
>
文机
ふりがな文庫
“文机”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふづくえ
80.0%
ふづくゑ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふづくえ
(逆引き)
左手の前方には、墨黒々と
不細工
(
ぶさいく
)
な書院風の窓が描かれ、同じ色の
文机
(
ふづくえ
)
が、その
傍
(
そば
)
に角度を無視した描き方で、据えてあった。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
傍らの
文机
(
ふづくえ
)
や文庫から手まわりの物を取って、腰に帯びたり、懐紙をふところへ納めてみたり、まるで
空耳
(
そらみみ
)
に聞いているかのような
容子
(
ようす
)
に見えた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文机(ふづくえ)の例文をもっと
(12作品)
見る
ふづくゑ
(逆引き)
平常
(
つね
)
の
部屋
(
へや
)
に
倚
(
よ
)
りかゝる
文机
(
ふづくゑ
)
の
湖月抄
(
こげつせう
)
こてふの
卷
(
まき
)
の
果敢
(
はか
)
なく
覺
(
さ
)
めて
又
(
また
)
思
(
おも
)
ひそふ
一睡
(
いつすゐ
)
の
夢
(
ゆめ
)
夕日
(
ゆふひ
)
かたぶく
窓
(
まど
)
の
簾
(
すだれ
)
風
(
かぜ
)
にあほれる
音
(
おと
)
も
淋
(
さび
)
し。
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
塵ひとつ月に留めじと思ふなり
黝朱
(
うるみ
)
の
塗
(
ぬり
)
の
清
(
さや
)
の
文机
(
ふづくゑ
)
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
文机(ふづくゑ)の例文をもっと
(3作品)
見る
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
机
常用漢字
小6
部首:⽊
6画
“文机”の関連語
書几
“文”で始まる語句
文
文字
文句
文言
文身
文箱
文明
文章
文書
文鎮
“文机”のふりがなが多い著者
林不忘
倉田百三
蒲原有明
北原白秋
樋口一葉
吉川英治
佐々木味津三
島崎藤村
小酒井不木
久生十蘭