心地好こゝちよ)” の例文
御米およねはさも心地好こゝちよささうにねむつてゐた。ついこのあひだまでは、自分じぶんはうられて、御米およね幾晩いくばん睡眠すゐみん不足ふそくなやまされたのであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
るからに執念の留まれるゆゑにや、常にはせるくわい無きも、後住こうぢうなる旗野の家に吉事きつじあるごとに、啾々しう/\たる婦人をんな泣声なきごゑ、不開室の内に聞えて、不祥ふしやうある時は、さも心地好こゝちよげに笑ひしとかや。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
... そりやたまちやんは可愛かあいらしくつて大人おとなしいわ』となかつぶやきながらなみだいけ物憂ものうげにおよまはりました、『それから、たまちやんは圍爐裏ゐろりそばにさも心地好こゝちよささうに、咽喉のどをゴロ/\はせながらすわつて、 ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
あら心地好こゝちよ光景ありさまやと、しば
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)