“御状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごじやう33.3%
ごじょう33.3%
ごでう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらずば御母上おんはゝうへ御機嫌ごきげんうかゞひの御状ごじやうか、さらずば御胸おむねにうかぶ妄想まうさうのすてところうたか、さらずば、さらずば、かたたまはらんとて甲斐かひなき御玉章おんたまづさ勿躰もつたいなきふでをやたまふ。
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
岐阜ぎふより殿へ御状ごじょうがあったとすれば、いつどんな御用の起らぬ限りもない。たとえ半兵衛にお招きがなくても、帯を解いてやすんでは相すむまい」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
書かせ給ふは何ならん、何事かの御打合おんうちあはせを御朋友ごほうゆうもとへか、さらずば御母上おんはゝうへ御機嫌おきげんうかゞひの御状ごでうか、さらずば御胸おむねにうかぶ妄想ぼうさうのすてどころ、詩か歌か。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)