“御不自由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごふじいう71.4%
ごふじゆう14.3%
ごふんじよ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アヽおかへりかと起返おきかへはゝ、おとつさんは御寢げしなツてゞすかさぞ御不自由ごふじいう御座ございましたらうなにもおかはりは御座ございませんかと裏問うらとこゝろきずもつあし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「まあまあ、そういうわけなら、御不自由ごふじゆうでも今夜こんやうちがってゆっくりやすんでおいでなさい。」
安達が原 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
ツからきつねでなければさうにもないやつぢやが、其処そこはおらがくちぢや、うまく仲人なかうどして、二つきや三つきはお嬢様ぢやうさま御不自由ごふんじよのねえやうに、翌日あすはものにして沢山うん此処こゝかつんます。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)