“影裡”の読み方と例文
読み方割合
えいり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしつたりと電光石火でんくわうせきくわいきほひ、げにもや電光でんくわう影裡えいり春風しゆんぷうるごとく、かたちえねど三尖衝角さんせんしやうかく回旋めぐところ敵船てきせん微塵みじんくだけ、新式魚形水雷しんしきぎよけいすいらいはしるところ白龍はくりようてんをどる、のこ賊船ぞくせんや三せき
いづくんぞ敵あるを知らんや、電光影裡えいりに春風をるものは、人意かた天意か
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)