“えいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋭利65.0%
影裡10.0%
営利5.0%
営裡5.0%
栄利5.0%
榮利5.0%
絵入5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の宗教心は飽くまで強いのであるが、しかし在来の神学的ドグマは、到底彼の鋭利えいり直截ちょくさいなる研究的良心を充たすに足りなくなったのであった。
いづくんぞ敵あるを知らんや、電光影裡えいりに春風をるものは、人意かた天意か
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
営利えいりの手段の中に参加することを、いさぎよしとせぬのであろう。この気持ちは私によくわかる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
前々将軍家時代から久しく営裡えいりに権勢をふるッていましたが、お代がわり以来、風向きがよくないので、早くも身を退く汐時しおどきと感じて、中野桃園ももぞのに隠邸をしつらえて、その日
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
経久ひてとどめ給ふとも、ひさしきまじはりを思はば、ひそかに商鞅叔座がまことをつくすべきに、只一三八栄利えいりにのみ走りて一三九士家しかふうなきは、すなはち尼子の家風かふうなるべし。
積善せきぜんの家には餘慶よけいあり積惡せきあくの家には餘殃よあうありとむべなるかな此篇このへんのする所の村井長庵の如きおもて醫術いじゆつわざとし内は佞邪奸惡ねいじやかんあくほしいまゝにしておのれ榮利えいりつくさんとほつす然れども天網てんまういかで此惡漢わるものを通さん其とがめを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
絵入えいり自由燈じゆうのともしび新聞社の校正を担当し、独立の歩調を取られき。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)