“底部”の読み方と例文
読み方割合
ていぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本橋の某百貨店のエレベーター坑道の底部ていぶに開いているものは、エレベーター故障事件に発して、炯眼けいがんなる私立探偵帆村荘六ほむらそうろくに感付かれたが、軍部は逸早いちはやくそれをると
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だいばんには大野氏おほのしはづだからとかんがへながら、なほいまいはや底部ていぶらしてやうとして、龕燈がんどう持直もちなほ途端とたんに、あし入口いりくちのくづれたる岩面いはづらんだので、ツル/\とあななかすべちた。