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差違
ふりがな文庫
“差違”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちがひ
18.2%
さい
18.2%
さゐ
18.2%
ちがい
18.2%
かはり
9.1%
さしちが
9.1%
さしちがい
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちがひ
(逆引き)
崋山の手紙も今ではそんなに値段が高まつて来たが、
以前
(
もと
)
は
素麺箱
(
そうめんばこ
)
に一杯で、たつた十円の時代もあつた。——断つておくが、素麺の値段は、今とその頃と大した
差違
(
ちがひ
)
はない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
差違(ちがひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さい
(逆引き)
この
大小
(
だいしよう
)
の
差違
(
さい
)
は
地震
(
ぢしん
)
の
性質
(
せいしつ
)
により、
又
(
また
)
關係地方
(
かんけいちほう
)
の
地形
(
ちけい
)
地質
(
ちしつ
)
等
(
とう
)
によつても
一樣
(
いちよう
)
ではないが、
多數
(
たすう
)
の
場合
(
ばあひ
)
を
平均
(
へいきん
)
していふならば、
主要動
(
しゆようどう
)
たる
横波
(
よこなみ
)
は
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
差違(さい)の例文をもっと
(2作品)
見る
さゐ
(逆引き)
しかも其上に前述べた通り、
彼
(
ひ
)
我
(
が
)
国情の
差違
(
さゐ
)
並
(
なら
)
びに批評家の誇張などを念頭に置いて、是からトライチケを一瞥しやうとするのである。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
差違(さゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ちがい
(逆引き)
もし
強
(
し
)
いて違うところを
詮議
(
せんぎ
)
したら赤毛布を
被
(
かぶ
)
ってるのと
絣
(
かすり
)
を着ているとの
差違
(
ちがい
)
くらいなものだろう。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
差違(ちがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かはり
(逆引き)
尊父
(
をぢ
)
さん、
尊母
(
をば
)
さんの心にもなつて見たら、今の私には
添
(
そは
)
されないのは、決して無理の無いところで、子を念ふ親の
情
(
じよう
)
は、
何処
(
どこ
)
の親でも
差違
(
かはり
)
は無い。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
差違(かはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
さしちが
(逆引き)
用なしの
身体
(
からだ
)
ゆえ、客人が
其処
(
そこ
)
へ寄って、
路傍
(
みちばた
)
に立って、両方ともやたらに
飛車
(
ひしゃ
)
角
(
かく
)
の
取替
(
とりか
)
えこ、ころりころり
差違
(
さしちが
)
えるごとに、ほい、ほい、と言う勇ましい
懸声
(
かけごえ
)
で。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
差違(さしちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
さしちがい
(逆引き)
お鳥は時々谷川の水鏡を見て、次第に美しくなって行く自分の
肢体
(
からだ
)
と、山人達や、たまに里から来る人間と自分との間に、恐ろしい
差違
(
さしちがい
)
のあることを覚り始めました。
裸身の女仙
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
差違(さしちがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“差違”の意味
《名詞》
他との違い。
(出典:Wiktionary)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“差違”の類義語
差
齟齬
差異
開き
“差違”の関連語
相違
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差違”のふりがなが多い著者
今村明恒
尾崎紅葉
薄田泣菫
夏目漱石
泉鏡花
海野十三
野村胡堂