“山邊”の読み方と例文
新字:山辺
読み方割合
やまべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山邊やまべ赤人あかひとを、もゝはなかすみあらはし、それ百人一首ひやくにんいつしゆ三枚さんまいめだ……田子たごうら打出うちいでてれば白妙しろたへの——ぢやあない、……田子たごうらゆ、さ、打出うちいでてれば眞白ましろにぞ、だと
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みかどはこれをきこされて、それならばおきないへにほどちか山邊やまべ御狩みかりの行幸みゆきをするふうにしてひめくからと、そのことをおきな承知しようちさせて、きめたひめいへにおなりになりました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
然るにこの御子、八拳鬚心前つかひげむなさきに至るまでにまこととはず。かれ今、高往くたづが音を聞かして、始めてあぎとひたまひき。ここに山邊やまべ大鶙おほたか(こは人の名なり。)を遣して、その鳥を取らしめき。