“将(つ)” の例文
旧字:將
男これを懐にして今は返ろうと言うに、前(さき)の女子来て例の門に将(つ)れ出で眠らせて池辺に送り出し重ね重ね礼を述べて消え失せた、家に帰れば暫(しば)しと思う間に数日経ていた
瓦師どう仕(つかまつ)りまして、それを私方へ将(つ)れ往(ゆ)いたら瓦器が残らず踏み砕かれましょうと辞(いな)む。
智馬商主に向い、貴公が遥々(はるばる)将(つ)れて来た馬五百疋がいかほどに売れたか、我は一身を一億金に売って瓦師に報じたという。さては大変な馬成金に成り損(そこ)なったと落胆の余り気絶する。
その頃婆羅尼斯(はらにし)の梵授王一の智馬を有したので他国賓服(ひんぷく)した。しかるにその馬死んだと聞き他国より使来り、王今我国へ税を払え、払わずば城より外出を許さぬ、外出したら縛って将(つ)れ行くという。