“實生活”の読み方と例文
読み方割合
じつせいくわつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが實生活じつせいくわつおごそかな部分ぶぶんをかやうになつたのは、まつためづらしいとはなければならなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
つまり、料理れうりとか裁縫さいほうとか、育兒いくじとかといふ書物以外しよもついぐわいに——婦人ふじん實生活じつせいくわつなかつとめる役割やくわりくわんした書物以外しよもついぐわいに、婦人ふじんにのみようのある書物しよもつがあるかどうかといふこと疑問ぎもんである。
読書の態度 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)