“寝心地”の読み方と例文
読み方割合
ねごこち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木村にだけはどうしたわけか別だけれども、あなたはびた一もんでも借りをしていると思うと寝心地ねごこちが悪いというような気象を持っているじゃありませんか。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
妻のお民は、と見ると、まだ娘のような顔をして、寝心地ねごこちのよい春の暁を寝惜しんでいた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此処ここはいい、いずれがやられるにしても寝心地ねごこちがいい。」
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)