“官途”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんと75.0%
くわんと25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安宅先生の手引で、F——学園の園芸手に住み込まれるようになってからは、家族の二人は、まるで息子が立派な官途(かんと)にでも就いたような歓びであった。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
官途(かんと)にもつかず、開業もせず、奇怪千万な研究に没頭していたからでもあろうし、又、私はといえば、恋に狂った文学青年みたいな男だったものだから、警察では、私達を
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
彼(かれ)は大學(だいがく)を出(で)てから、官途(くわんと)に就(つ)かうか、又(また)は實業(じつげふ)に從(したが)はうか、それすら、まだ判然(はつきり)と心(こゝろ)に極(き)めてゐなかつたに拘(かゝ)はらず、何方(どちら)の方面(はうめん)でも構(かま)はず、今(いま)のうちから
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)